発泡スチロールの成形機、金型、化成品|DAISEN株式会社

社長挨拶

事業の始まり

daisen社長

DAISEN株式会社の創業の原点は、昭和30年(1954年)に林建材株式会社として木枠梱包資材を、三菱電機株式会社中津川製作所に製造納入することから始まりました。

その後、昭和35年(1960年代)に入り発泡スチロールが国産化されると同時にいち早く成形機と金型の開発に着手し、社名も新たに中部スチロール株式会社とし、自社工場に導入しました。 

自ら研究開発し創った成形機械と成形金型でEPS量産事業に着手し、梱包材のEPS生産量は、月当たり100トンに達して行きました。当時としては、国内トップレベルの成形工場となり、後に成形事業に携わる事になる多くのお客様から高い評価を頂き各地にこのシステムを導入して行くことになりました。

株式会社ダイセン工業が誕生

そして昭和45年(1970年)機械・金型・工場設備を販売する契機となり株式会社ダイセン工業が誕生し、機械メーカとして設計製造する事業へと転進することになりました。

今日まで自ら製作した機械・金型を使って自ら成形するという事業を継続しつつ、より良い成形加工技術を、革新的な機械の機構を、用役機器の新しい制御技術などの研究開発を育み製品化、事業化しています。

海外への展開

昭和55年(1980年代) に入りますと、東南アジア、中国、中近東、北米へと、マーケットを広げていく事業展開となりました。

現在は、大きな転換期

今日、家電電子産業や自動車産業における生産場所は、かつての欧米列強からアジア新興地域の台頭へと時代が移り変わっています。

加えて、日本国内においては少子高齢化に伴い、製造産業を巡る経営環境は、弊社のみならず大きな転換期を迎えております。  

未来への取り組み

このような時期に当たりDAISENの取り組みは、時代の変化に即応しつつ、最高の成形機と周辺システムを供給し、発泡樹脂用途を追求し続けます。

DAISENが長年培ってきた中津川の成形テストプラントを通して、特に、省エネルギーの強化と、生産現場の省力化の強化の2点に注力して参ります。

また、成形製品の産学官の連携の研究開発では、発泡樹脂粒子のソリッド・ポーラス成形からなる機能部材に着目をしております。 自動車、農水産、建築土木等の各産業を支える機能部材・部品として未来技術を生み出すことが期待されます。

オンリーワン技術と最高のサービスでお客様のご満足と「ものづくり」の喜びを追及します。創業者の林達男は、常にお褒めの言葉より改善の力となる苦言を尊び、これをもとに創意工夫を追及した新機構や成形技術の開発に挑みました。

DAISENの歩みは、50年以上にわたる機械から用役機器制御まで自社開発し自ら生産使用する技術開発の歴史であります。

技術が受け継がれ、それらは省スチームと金型昇温冷却を克服する画期的な成形技術「VS加熱システム」、お客様最優先の発想から生まれた「SVS用役金型脱着システム」「電動ドライブシステム」にも発揮されています。

私は、こうした技術の成果をさらに発展させ、お客様に新たな成形性能の価値を手にしていただくため、革新的な生産手段による『オンリーワン技術』、さらに『オンリーワンサービス』をお届けしていきたいと考えています。

今後とも倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 林 彰

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